普段使いしているPixel 8に、ある日突然「紫の線」が表示されるというトラブルが発生。
最初は一時的な表示不具合かと思いましたが、画面の中央から右側にかけて、上から下まで真っすぐに走る紫色の縦線で、明らかにハードウェア由来の異常でした。
調べてみると、Pixel 8 / 8 Proシリーズで複数の報告が上がっている既知の不具合で、Googleが公式に無償修理プログラムを用意しているとのこと。
今回は実際に「iCracked上野店」で修理してもらった体験談をもとに、発生の状況、修理までの流れ、そして注意点を詳しくご紹介します。
🔍 1. 中央から右にかけて現れた「紫の縦線」
ある日突然、Pixel 8のディスプレイに中央から右端にかけて上から下まで伸びる紫色の線が表示されました。
背景が明るい画面や設定アプリを開いていると特に目立ち、操作にも少なからず影響を感じました。
この線は、常に表示されているわけではなく、一時的に消えてしまうこともあるため、現象の確認や証明が難しいというのが大きな問題でした。
💡 2. Googleの無償修理プログラムが利用可能だった
調べてみると、Pixel 8および8 Proにおいて、ディスプレイに紫または緑の線が表示される問題が頻発しており、Googleが公式に対応していることが判明。
無償修理プログラムの対象となっており、保証期間内であれば修理費用はかかりません。
✅ 修理プログラムの概要
- 対象機種:Pixel 8 / Pixel 8 Pro
- 対象症状:紫または緑の縦線が表示される(常時・断続問わず)
- 修理方法:
- 郵送による修理(Googleサポート経由)
- Google正規サービスプロバイダでの持ち込み修理(例:iCracked)
🛠️ 3. iCracked上野店での修理体験
📅 Web予約は「修理希望日の3日前から」
「iCracked」はGoogle公式の正規サービスプロバイダで、Pixel製品の即日修理に対応しています。
Web予約は修理希望日の「3日前から」可能で、それ以前に予約を入れることはできません。
✅「3日前までに予約が必要」ではなく、「3日前からしか予約できない」点に注意!
また、当日対応は可能な場合もありますが、部品在庫や予約状況によって異なるため、確実性を求めるなら事前予約がおすすめです。
⚠️ 一番のハードル:「その場で現象を再現すること」
この修理プロセスで最大のポイントとなったのが、現象の再現性です。
私もそうでしたが、この紫の線は常に表示されているわけではないため、受付時に現れていないと、基本的に修理を受け付けてもらえません。
📷 写真や動画を事前に撮影していても、それだけでは受付されない可能性が高いです。
実際に、私が持ち込んだ際も最初は線が出ておらず「現象が確認できないと修理はできません」と言われかけました。
そこで、端末を軽く振ったり、テーブルにトントンと置いてみると再び紫の線が現れたため、ようやく受付してもらうことができました。
🔑 その場で線が表示されている状態をスタッフが確認することが修理受付の条件です。
⏱️ 修理はその場で完了!作業時間はおよそ20分
受付後はその場で端末が回収され、液晶パネルの交換作業が始まります。
作業時間はおよそ20分程度で完了。新しいディスプレイに交換されたPixel 8が無事戻ってきました。
もちろん、中のデータはそのままですし、表示や操作もスムーズ。新品のような感覚で使えるようになりました。
🧠 4. 修理を考えている方へのアドバイスまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
不具合 | 画面中央〜右側にかけて紫の縦線(断続的) |
対応 | Googleの無償修理プログラム |
修理方法 | 郵送 or iCrackedでの持ち込み修理 |
予約 | Webから「3日前から」予約可能 |
修理時間 | 約20分(即日対応の可能性あり) |
注意点 | 受付時に現象が出ていないと修理不可の可能性あり |
対策 | 本体を軽く振る・温めるなどで再現にチャレンジ |
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